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06月07日-01号

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  1. 合志市議会 2010-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 合志市議会公式サイト
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    平成22年 6月 定例会(第2回)            平成22年第2回合志市議会定例会会議録 第1号平成22年6月7日(月曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第1号  平成22年6月7日(月曜日)午前10時00分開会 第1 会議録署名議員の指名について 第2 会期の決定について 第3 諸般の報告について 第4 市長所信表明について 第5 (承認第1号)専決処分合志税条例の一部を改正する条例)の承認を求めることから    (報告第6号)専決処分市営住宅に係る建物明渡等請求事件)の報告まで17件について              ―――――――――――――――――本日の会議に付した事件 承認第1号 専決処分合志税条例の一部を改正する条例の制定)の承認 承認第2号 専決処分合志国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定)の承認 議案第28号 合志市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案第29号 合志市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 議案第30号 熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更 議案第31号 平成22年度合志一般会計補正予算(第2号) 議案第32号 平成22年度合志介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第33号 平成22年度合志下水道特別会計補正予算(第1号) 議案第34号 財産の取得 同意第1号 合志教育委員会委員の任命 同意第2号 合志教育委員会委員の任命 同意第3号 合志監査委員の選任 同意第4号 合志固定資産評価員の選任 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めること 報告第4号 平成21年度合志一般会計繰越明許費繰越し報告 報告第5号 平成21年度合志市下水道特別会計継続費逓次繰越し報告 報告第6号 専決処分市営住宅に係る建物明渡等請求事件)の報告                ――――――○――――――出席議員氏名(24人)         1番  上 田 欣 也 君         2番  濱 元 幸一郎 君         3番  青 木 照 美 君         4番  坂 本 早 苗 君         5番  辻   敏 輝 君         6番  島 田 敏 春 君         7番  尾 方 洋 直 君         8番  濱 口 正 曉 君         9番  坂 本 武 人 君        10番  吉 永 健 司 君        11番  神 田 公 司 君        12番  来 海 恵 子 君        13番  木場田 孝 幸 君        14番  松 井 美津子 君        15番  木 村 祐 一 君        16番  池 永 幸 生 君        17番  佐々木 博 幸 君        18番  今 村 直 登 君        19番  丸 内 三千代 君        20番  松 下 広 美 君        21番  吉 廣 満 男 君        22番  東   孝 助 君        23番  青 木 伸 一 君        24番  柏 尾 武 二 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君     総務企画部長  齋 藤 正 昭 君       市民部長  髙 木 敏 明 君     健康福祉部長  合 志 良 一 君     産業振興部長  大 島   泉 君     都市建設部長  坂 口 和 也 君       水道局長  松 永 公 明 君      教育委員長  村 上   旭 君        教育長  末 永 節 夫 君       教育部長  山 戸 宇機夫 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  出 口 増 穗  議会事務局次長補佐  財 津 公 正      議会班主幹  大 山 由紀美      議会班主幹  田 嵜   勝                ――――――○――――――                 午前10時00分 開会 開議 ○議長柏尾武二君) 開会にあたり一言ご挨拶を申し上げます。本日ここに、平成22年第2回合志市議会定例会が招集されましたところ、皆様方には定刻までにご参集頂きまして誠にご苦労に存じます。 本定例会は、ご案内の通り、先の第1回定例会で可決いただきました一般会計及び、特別会計骨格予算政策的予算部分を肉付けする為の補正予算案を始め、条例の一部改正、人事案件など重要な案件が提出される予定であります。議員皆様方におかれましては、慎重審議を頂きまして適正なご判断を賜りますようお願いいたしましてご挨拶といたします。 只今から、平成22年第2回合志市議会定例会を開会します。議事に入るに先立ちまして、荒木市長から発言したい旨の申し出があります。これを許します。荒木市長。 ◎市長荒木義行君) 皆さんおはようございます。本来であれば、この定例議会におきまして私のやる気というものを冒頭から申し上げるつもりでありましたが、先ほど、議会事務局長さんの方からお話しがありました。あろうことか、議会開催日にまあこの議場の空調が効かないという事情がありました。あたらめて議員各位、さらには傍聴されてる皆様方にお詫びを申し上げたいと思います。 さていよいよ、6月定例議会が招集されたわけであります。名実ともに私にとりましては初めての議会ということにもなります。お手元に配布してあります平成22年度一般会計補正予算など全17案件を提出をさせて頂いております。私もこの席に立ちました時に、改めて市長の仕事の重さまたはやっていかなければならないというそのやる気というものを、もう一度思い起こすそのような場所に今なっているわけでもございます。 が、しかし国が鳩山政権から菅政権へと移り、言うなれば国民の目線または、生活者の目線こういったものを大事にしていくこう言っておりますけれども、やはり私達は、与野党問わず本当の意味で今経済が苦しい、更には地方の自立、またはまったなしの借金返済、こういった問題が山積をいたしております。こういったものも地方の議会として市民のもっとも身近なこの市政というものに携わる執行部または議会皆様方議員各位におかれましては、どうぞ慎重審議の上になにとぞ全議案ともに同意を頂きますように改めてお願い申し上げ、まあ朗報として、お隣の宮崎県のえびの市の方が一旦は終息をしたということで、7月から市場が再開される。これは大変ありがたいことでもあります。 しかし、私達は現に苦しんでいる農家の皆様方がおられますので、救済または、防疫体制を堅持しつつ、1日も早い終息宣言があることを期待しながら、この6月定例議会を精一杯務めさせていただきたいと思いますのでどうぞ皆様方のご協力、ご支援を心からお願い申し上げ、冒頭にてのご挨拶とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長柏尾武二君) これより会議を開きます。 本日の日程は、先に配布した通りであります。                ――――――○―――――― △日程第1 会議録署名議員の氏名について ○議長柏尾武二君) これから日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員会議規則第83条の規定により、池永幸生議員佐々木博幸議員を指名します。                ――――――○―――――― △日程第2 会期の決定について ○議長柏尾武二君) これから、日程第2、会期の決定ついてを議題といたします。今期定例会の会期は、本日から6月25日までの19日間とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長柏尾武二君) 異議なしと認めます。従って今期定例会の会期は、本日から6月25日までの19日間と決定しました。                ――――――○―――――― △日程第3 諸般の報告について ○議長柏尾武二君) これから、日程第3、諸般の報告を行います。報告の第1点は、第86回全国市議会議長会定期総会、第85回九州市議会議長会定期総会、第242回熊本県市議会議長会及び一部事務組合の行事についてであります。本件については、2月、3月、4月及び5月に実施されました。それぞれの行事についてまとめたものをお手元に配布しております。ご確認下さい。 尚、第86回全国市議会議長会定期総会において、青木伸一議長並びに今村直登議員が表彰を授与されましたのでここで伝達を行います。 青木副議長今村議員前にお進み下さい。「表彰状合志青木伸一殿。あなたは市議会議員として10年市政の振興に務められこの功績は著しいものがありますので第86回定期総会にあたり本会表彰規定により表彰いたします。平成22年5月26日全国市議会議長会会長五本幸正」                     〔拍手〕 ○議長柏尾武二君) 「表彰状合志今村直登殿。あなたは市議会議員として10年市政の振興に務められこの功績は著しいものがありますので第86回定期総会にあたり本会表彰規定により表彰いたします。平成22年5月26日 全国市議会議長会会長五本幸正」                     〔拍手〕 ○議長柏尾武二君) 報告の第2点は、例月出納検査の結果報告であります。この件につきましては、地方自治法第235条の2第3項の規定によって平成22年2月、3月、4月及び5月に実施されましたその結果が監査委員から報告されております。 内容につきましては、先に報告書の写しを送付しておりますから省略いたします。報告の第3点は、議会広報調査特別委員会委員会研修報告についてであります。これより委員長報告を求めます。青木伸一議会広報調査特別委員長。 ◎議会広報調査特別委員長青木伸一君) おはようございます。議会広報調査特別委員会所管事務研修報告書。先に実施致しました議会広報調査特別委員会所管事務研修結果を会議規則第105号の規定により報告します。1.事件名議会広報編集方針等について」2.研修の日時及び場所、(1)5月13日木曜午後1時30分から宮崎県高千穂町議会、(2)5月14日金曜午前10時から大分県豊後大野市議会、3.研修の概要、5月13日から14日の2日間で宮崎県高千穂町及び大分県豊後大野市の市議会広報委員会視察研修しました。 視察調査内容といたしまして、議会だよりの編集方針一般質問委員会報告の取り扱い、写真及びレイアウト等についてであります。 初めに宮崎県高千穂町について申し上げます。人口1万4146人、所帯数5172戸、面積233.32k㎡の町です。 広報委員会高千穂町議会報発行に関する条例を制定しての委員会組織であり、2常任委員会より各委員長2名と議長推薦の4名、計6名で構成されていました。議会だより「たかちほ」は、平成15年から21年まで連続7年間全国町村議会広報コンクールで入賞されており、大変見やすく、町民をひきつけるような工夫がされていました。 紙面の割り振りは、記事4、見出し2、写真2、余白2とし、その中で記事の見出しに重点を置き、中(ちゅう)見出し、副見出し、中(なか)見出しとして取り入れ、大きい文字、大きい写真を大胆に取り入れ、全文を読まなくても見出しで概要を知り、読者の目をひきつける工夫がなされていました。一般質問の紙面はレイアウトを設定して広報委員会が内容をわかりやすく編集し、市民が読みやすいように努力がなされていました。 次に、大分県豊後大野市について申し上げます。豊後大野市は平成17年3月31日大野郡三重町を軸に5町2村が合併した人口4万803人、所帯数1万6356戸、面積603.36k㎡で、大分県で3番目の広さを有しています。議会広報編集特別委員会として3常任委員会より各2名の6名で構成されています。 また、議会事務職員が6名おり、そのうち1名が広報担当として常時携わっております。特に感じたことは、初校までに4、5回委員会を開き初期段階に十分時間をかけ、広報委員事務局双方で制作し、レイアウト作業がなされていました。写真の使い方を大胆に取り入れ、視覚に訴える紙面構成となっており、写真は広報委員会が自ら撮影に出向いて撮り、写真、空白部分のバランスのとれた見やすい紙面づくりになっていました。4.所感、今回の視察研修で学んだことは、記事を簡潔にし、見出し、写真、読者をひきつけ親しみを込めた紙面作りにして多くの市民が関心を持って読み、作る側からの紙面作りではなく、読者側市民の声を聞きながら広報委員一同努力してもらいたいと思います。以上で議会広報調査特別委員会研修報告を終ります。 ○議長柏尾武二君) 議会広報調査特別委員会の研修結果は、只今委員長から報告があった通りです。ご了承願います。 報告の第4点は、今期定例会説明員についてであります。今期定例会説明員地方自治法第121条の規定により、荒木市長村上教育委員長澤田農業委員会会長に出席の要求をいたしましたところ、お手元に配布しておりますようにそれぞれ関係部局、課等の長に説明の委任がなされております。以上で日程第3、諸般の報告は終了しました。                ――――――○―――――― △日程第4 市長所信表明について ○議長柏尾武二君) これから日程第4市長所信表明についてを議題といしたします。所信表明について荒木市長の説明を求めます。荒木市長。 ◎市長荒木義行君) いよいよ6月定例議会が始まりまして、私に所信表明の枠の時間を頂きましたことに議長はじめ、議員各位皆様に改めてお礼を申し上げます。 本来であれば、印刷物を事前にお渡ししてということでありましたけれども、今日はゆっくり目をつぶってでも結構です。私の話を聞いていただきたい。そのような思いから活字を追うんではなく私の話を聞いて頂きたいとの思いから改めて印刷物は午後に配布をさせて頂きたいと思います。ご了承かたお願い申し上げます。 本日ここに、平成22年6月議会定例会の開会にあたり、議員各位並びに市民皆様市長就任のご挨拶を申し上げますとともに、所信の一端を述べさせていただきます。 私は、先の市長選挙におきまして、市民皆様からのご支援とあたたかいご理解のもとに、これからの4年間の合志市の舵取りを担わせていただくことになりました。この場をお借りしまして改めてお礼を申し上げます。 合志市は来年2月、合併5周年を迎えます。まず、初代市長としてご尽力をいただきました前大住市長を始め、関係者皆様方に対しまして、心から敬意を表しますとともに深く感謝を申し上げます。 私は、今回の選挙期間中、多くの市民皆様からのさまざまな声を聞いてまいりました。私への期待の大きさを強く感じておりますし、またその責任の重大さにも改めて身の引き締まる思いがいたします。私にとりまして、議員の経験はありますものの、市政運営は当然、初めてのことであります。これから先、私に対して厳しいご指摘やご意見もあろうと思いますけれども、「合志市のため」「合志市民のため」という思いは同じであります。市民皆様方のご期待にお応えできるよう、議員皆様のご協力をいただければと心から願うものであります。 さて、私の市政運営に対する考えを述べたいと思います。今回の選挙で、私の政治理念は、「市民との協働、議会との協調、国、県、他市町村との連携」と皆様方にお伝えをしてきました。市民との「協働」にあたっては、先に条例化されました自治基本条例具現化と、この条例の趣旨に沿った市民議会市執行機関との情報の共有を積極的に進め、市民皆様と共にまちづくりを行う「協働」に力を注がなければならないと思っています。 また、議会とは「協調」を、協力の協に調和の調と書きますが、協調を図ることを第一義としています。今まで、議会議員として県政に携わってきた経験から「協調」という言葉を使います。 「協調」とは双方が相手の意見を尊重し、安易に妥協することなく、相互に真剣に精一杯の話し合いをしながら、その議論の中から一致点を見いだし、その一致点に向かって協力することを言います。妥協ではお互いしこりが残りますが、協調できればお互いの意見の相違を認め合っているわけですから、後にしこりやわだかまりが残ることなく、市執行部議会も目指すべきものは市民の幸せとの考えから市政運営に今まで以上のご協力を議会にお願いするところであります。 国、県、他市町村との連携ですが、市の面積の1割を超えるその土地が国や県が抱えるその用地として合志市の中心部にあります。国、県との関わりをさらに強め、そして必要に応じて会議をしていくことが大切であります。もったいないとの発想からこのような土地に関して市の将来はもちろんのこと、国、県の将来についても対等な立場でお互いに議論をし、より良い将来像を描く動きを、連携して進めて行きたいと思っています。 また、市民サービスを高めるためには、行政区域にとらわれることなく、市民行動範囲生活圏域をカバーする近隣市町村との連携がさらに必要であると考えています。 市政を考える際、まず合併がなぜ進められたのかを考える必要があります。国は、これまでに抱えてきた多額の負債をいかに減らすのかを考え、財政再建を主眼とした小さな政府を選択し、三位一体の改革を実行いたしました。この改革で、国庫補助負担金の廃止、縮減、税財源の移譲、地方交付税の一体的な見直し、その一方で、合併特例債を中心とした手厚い財政支援が行われる中、地方の自立と分権を旗印に「平成の大合併」が始まりました。この、国の歩みに同調するように、両町が目指した合併、さらには合併ビジョンで描いたものは、どんなまちづくりなのか、本当に計画通りに進んでいるのかを、私たちは検証しながら、将来に向けた取り組みを進めなければなりません。 今の日本の人口形態と、合志市の人口形態から想像できることは何なのか。国、県はすでに人口減少の時代に入っていますし、今、合志市は人口が増え続けていますが、いつまでこの状態が可能なのでしょうか。 また、人口が増えていることに対して整備をしなければならないことは、どの様なものなのか真剣に考える時期にきております。 大きな問題の1つとして、働く場所の確保があります。現在、市にとっては市税が財政上の大きな財源です。それを支えてきた働く世代が一気に減少していくことを現実の問題として捉えることが必要です。今までの働く世代、労働力人口の減少に対応し、高齢者の働く場所、生きがいを持ち、日々を暮らしていける社会環境をいかに作っていくのかが課題であると思います。 また、雇用の問題として、多くの人々の働く場所が合志市外であるのが危惧されます。また、買い物をする場所が大変少ないので多くの市民は市外で買い物をされており、地域経済を活性化させ、地域の振興を図る経済環境とはとても言いがたい状況にあります。住みやすさには多くの人々が満足感を抱いていますが、夜間の人口に比べ昼間の人口が非常に少ないという状況が、市内に働く場所がないという現状を顕著に表しています。この様な現状を変えるためにも雇用の場所を確保するための施策が急務であると考えています。 一方、市の基幹産業である、農業の将来も決して明るいものではありません。天候に左右され市場価格も安定していません。商業も厳しい現状が続いております。企業誘致も思う様に進まない状況の中で、今こそ、農、商、工連携、すなわち合併時に計画をされましたバイオ産業などの新しい産業の創出、発展に本腰を入れなければならない時期だと考えています。 合志市は、日々生活するための生活環境が整い、自然にも恵まれ、農産物も素晴らしいところではあります。しかし、他の地域との差や優位性をアピールするほどの特徴は持ち合わせておりません。そのために、私が考えたのがすべての政策に「健康」というキーワードを付け加えることであります。私は、選挙公約で、「健やかな笑顔がはじける素敵なまちを創ります。」と市民皆様に約束をいたしました。健やかに育つ子どもたち、働く意欲を持ち社会に貢献する大人たち、穏やかに暮らし地域に貢献するお年寄り、全ての世代が心身ともにいきいきと暮らすことのできる「健康都市こうし」を創ることを公約し、この公約の実現に向け今後事業の展開を図っていくところでございます。 「健康都市こうし」を創るために、まずこれからの1期4年間、私は重要政策として造語になりますけれども、「健康ファクトリー」構想の実現に取り組みます。この構想は、まず国、県の研究機関と、その施設が立地しています国有地県有地などの行政財産を含めた合志市の将来の土地の利用の有り方について、広く議論のできる協議会を設置をいたします。 また、その土地を含めた周辺の大規模な土地利用も検討していきたいと思っています。さらに、農産品加工技術保存技術の向上のため、企業の誘致や大手資本との協力体制に力を入れます。 そして、公的研究機関、民間の研究機関、大学などとの協力のもとに、産学官連携を主軸とした、新しい安定した農業施策の展開を目指し、農業経営安定化と雇用の確保に努めてまいります。 今、世の中は先行き不透明な時代であり、そのために健康志向というのが大変強くなっております。このような時代に求められる健康関連産業研究機関を誘致するにしても、まずは、原点である合併時のまちづくりビジョン新市構想計画を現実のものにしなければなりません。スマートインター建設をはじめとした、市のポテンシャルを高めるような各種事業の着手と早期完成に全力を挙げなければなりません。 本日、私の傍聴に県議会髙木県議もお見えをいただいております。ともに、県との連携を深めながらこの新市構想計画の推進というものにもしっかりと進めていく。そのようなお願いも髙木県議の方にはしていきたいというふうに考えております。 外から人や企業というものを誘導するまちづくりの基礎、しっかりとしたまちを創ることにより、「稼げる市」に変わっていきます。今の合志市は、政令都市を目指す熊本市のベッドタウンとして人口は増えていますが、近い将来必ず市の人口も減少をしていきます。それまでに次の手立てを準備しなければならないのです。グローバルな経済社会の中で、将来の予測が大変厳しい時代ですが、これからの10年、20年先を見据えた取り組みを今から進めていく必要性議員各位皆様方も同じ考えだと思います。 私の政策を推進する市の組織とするために来年4月には部局の見直しを含めた、大規模な機構改革を考えていますが、まず、私のマニフェストに書いています「まちづくり戦略室」を7月から新しく作り、政策を具現化するための準備を早急に進めたいと考えています。 新たな産業を興すための素地である土地の有効活用のため、市全体の都市計画を見直す「土地利用検討委員会」を早急に立ち上げます。委員会は、市民議会、国、県、関係市町、企業、有識者等広く知恵を出し合える組織とし、将来の可能性を探っていき、将来像を描いていきたいと考えています。 次に、肥大化する福祉、医療、介護、教育費、また子育て支援日本一のスローガンに沿ったサービスの等の充実に対し、税収等財源確保見通しが立てづらくなってきております。今こそ知恵を大いに働かせ、必要な事業、守らなければならない予算の確保のために、全職員が力を合わせなければならないと思っています。日々の生活に直結した市民目線で行政の無駄を省き、市民のために何が必要なのか、広く公開した議論の中で行政運営を行う市民主導型のまちづくりを進めていくことを「行政の無駄を一掃します。」と公約をしてまいりました。これからの市政運営を進めるためには、私一人の成しえるものではありません。全職員が知恵を出し合い、協力しあいながら共に取り組んでいかなければなりません。 また、職員には市民に最も近い存在として市民から頼られるよう、地域活動やボランティア活動に進んで参加をし、地域に溶け込むこともお願をいたしております。やる気を持ち、市民ニーズを的確に捉え、スピーディな対応ができる行政職員が集う組織でありたいと思っています。職員とのコミュニケーションをとりながら信頼関係を築き、私が先頭に立って動いていきたいと思います。 私は、マニフェストで40項目の事業と7項目の「夢」を示してまいりました。市民皆様から、このマニフェストを評価していただき、新市長として市政を預かるわけですから、マニフェストに掲げた事業の実現に向け全力で取り組んでまいります。また、私が掲げた事業の「目的」にブレはありませんが、その目的を達成させるための手段として、他に良いものがあれば私のマニフェストを見直し、さらに効果的で効率的な事業を展開していきたいと思います。 今回の補正予算の中にもマニフェスト項目の事業を予算化しています。百歳の祝い金についてですが、今まで百歳を超すごとに毎年1万円を支給していたものを廃止し、百歳の祝い金として誕生日に一律10万円を支給する制度を設けます。この事業は、百歳を迎えた方への祝い金ですが、その祝い金により家族、親戚、近所の方々など多くの方々で百歳を祝うそのようなお金にしていただきたいと現在の合志市を築いて頂いた高齢者に感謝し、敬うような社会を作ることを目的といたしております。 また、公共交通の利用促進を図ることを目的に、定期券と入浴券がセットになった仮称「弁天パス」を計画いたしております。これも先ほどお話した通り、すぐそこまで迫っている高齢社会の中で、さらに市民要望が強まるであろう公共交通を効率的にいかに充実させていくかを考えた事業であります。高齢者の方々の外出を容易にすることは「健康」に直結し、生きがいにつながると考えています。さらに予算は伴いませんが、休日窓口につきましても、10月より日曜日の窓口を試行的に開設する予定で準備を進めています。このようなサービスはもうすでに他の自治体で行われておりますけれども、市民目線で「求められる行政サービス」とは何なのかを常に考え、積極的な取り組みを進めていくところでございます。 私のマニフェストの中に夢やアイデアが語れるまちづくりとして、7つの項目を掲げています。全てのものが、まず「夢」を語ることからと考えています。役所の方々または、多くの方々がまずは、できる、できない、前例がないなどの既成概念にとらわれてしまいます。しかし、「夢」を語らなければなりません。話さなければ伝わりません。そして、伝わって皆様方の協力をいただいて具現化していくためにともに動き出すことが必要と考えています。その為に、今職員の皆様方にもできませんという言葉は私の前で使わないように今、させております。頑張ります、または、考えますそのようなことから始めていただきたいと考えています。 市政は、二元代表制の自治制度の中で行われています。市長として執行部から政策提案を行っていきますので、是は是、非は非で議員皆様と議論を交わしながら、市民皆様方が納得し、満足できる市民サービスまちづくりを進めていく所存であります。 最後に私の政治の原点であります障がい者の方々の自立支援というものがあります。いまだ全ての施策が不充分であるとの認識から積極的に障がい者の支援というものを考えていかなければならないと考えています。 また、ハンセン病問題、同和問題をはじめ、人権問題についても積極的な啓発活動に今後とも取り組んでまいります。男女共同参画社会の着実な推進と併せて、ともにこの未来を語れるまちづくりに全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えています。 以上のことを基本に、これからの市政運営を進めてまいります。私のマニフェストを現在第2期基本計画に盛り込む作業をいたしておりますので、本格的に進めるのはこれからではございますが、できることからスピード感を持って取り組んでいきたいと思っております。また、取り組んだ状況については、議会皆様方市民皆様方に、丁寧にわかりやすく情報公開を行ってまいります。 全ての世代が身心ともにいきいきと暮らすことのできる「健康都市こうし」を創ることを目標に、私自らトップセールスを行い、リーダーシップを発揮し、強い意志と行動力を持ちながら、精一杯市政運営に努めていく覚悟であります。議員皆様市民皆様方のご理解とご協力を賜りますようあらためてお願いを申し上げて、私の所信表明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長柏尾武二君) これで荒木市長所信表明についての説明を終ります。                ――――――○―――――― △日程第5 認定第1号から報告第6号まで
    議長柏尾武二君) これから、日程第5、承認第1号専決処分合志税条例の一部を改正する条例)の承認を求めることから報告第6号、専決処分市営住宅にかかる建物明渡等請求事件)の報告まで17件を一括して議題と致します。提案理由の説明を求めます。 ◎市長荒木義行君) 合志税条例の一部を改正する条例を専決処分したことにつきましてご説明申し上げます。 平成22年3月31日に地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、合志税条例の一部を改正する必要がありましたが、議会を招集する暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでございます。 今回の改正は地方税法の改正に伴うもので、個人住民税において給与所得者及び年金所得者の扶養親族申告書の提出規定が創設されたことや、たばこ税の税率が引き上げられたことにより、関係部分を改めたものでございます。 つきましては、同条第3項の規定により、議会報告し承認を求めるものでございます。 次に、合志国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分したことにつきましてご説明申し上げます。 平成22年3月31日に地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、合志国民健康保険税条例の一部を改正する必要がありましたが、議会を招集する暇がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでございます。 今回の改正は地方税法の改正に伴うもので、国民健康保険税の基礎課税限度額が47万円から50万円に、後期高齢者支援金等課税限度額が12万円から13万円に引き上げられたことと、倒産、解雇、及び雇い止めなどによる非自発的失業者の方の軽減措置が創設されことにより、関係部分を改めたものでございます。つきましては、同条第3項の規定により議会報告し承認を求めるものでございます。 合志市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。 今回の改正は、育児休業、介護休業等、育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い本市条例の改正を行うものです。改正内容は、職員の超過勤務の制限に関するもので、3歳に満たない子のある職員が当該子を養育する為に超過勤務の制限を請求した場合には当該職員の業務を処理する為の措置を講ずることが著しく困難である場合を除き、超過勤務をさせてはならないというものです。 次に、合志市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、ご説明申し上げます。 今回の改正は、育児休業、介護休業等、育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、本市条例の一部改正を行うものです。改正の内容として4点申し上げます。 まず、1点目が非常勤職員、臨時職員においては育児休業等をすることができないことが同法に直接に規定されたことによる形式的な規定整備です。2点目は職員の配偶者の就業の有無や育児休業の取得の有無等の関わりなく育児休業をすることができるようになります。3点目は子の出生の日及び産後8週間の期間内に最初の育児休業をした職員は特別の事情がなくても再び育児休業をすることができます。4点目は、夫婦が相互に育児休業をしたかどうかにかかわらず、最初の育児休業をした後3ヶ月以上経過した場合に再度の育児休業をすることができるというものです。 附則第2条につきましては、改正前に育児休業等計画書により申し出た再度の育児休業の請求は、改正後の規定により申し出たものとみなすことを規定したものです。 熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更につきましてご説明申し上げます。 今回の改正は、熊本県後期高齢者医療広域連合議員の定数を現行の32人から45人に増員することと併せ、議員の任期や選挙の方法などを改めることが主な改正点でございます。 広域連合の規約の変更につきましては、地方自治法第291条の11の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を経る必要がありますので、提案するものでございます。 次に平成22年度合志一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正は、3月執行の市長選に伴った肉付け予算編成、職員人事異動に伴う人件費補正が主なものでございます。既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ9億6千223万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額を163億223万2千円といたしております。 第1表、歳入歳出予算補正、歳入の主なものについてご説明申し上げます。 款14使用料及び手数料を12万1千円追加し、1億7千866万9千円としております。これは市民農園使用料の追加でございます。 款15国庫支出金を960万9千円減額し、27億1千879万7千円としております。これは次世代育成支援対策交付金963万円の減が主なものでございます。 款16県支出金を9千781万6千円追加し、13億7千674万6千円としております。これは特別保育事業費等補助金5千210万円、子育て支援対策臨時特例交付金1千153万6千円、経営体育成交付金2千983万2千円が主なものでございます。 款17財産収入を129万7千円追加し、1千994万2千円としております。これは市有林木材売却代金129万6千円が主なものでございます。 款19繰入金を2億7千13万8千円追加し、2億7千646万8千円としております。これは収支調整に伴います財政調整基金繰入金でございます。 款21諸収入を2千86万9千円追加し、1億3千439万7千円としております。これは地域公共交通活性化、再生総合事業委託金600万円、コミュニティ助成事業助成金1千220万円、自治基本条例シンポジウム事業助成金130万円が主なものでございます。 款22市債を5億8千160万円追加し、17億9千760万円としております。これは各事業に対する合併特例事業債の追加でございます。内容につきましては、第2表地方債補正でご説明をいたします。以上が歳入でございます。 続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。 款1議会費を総額で291万2千円追加いたしております。人事異動等に伴う人件費の補正でございます。 款2総務費を総額で1億7千442万7千円追加いたしております。主なものは、コミュニティ助成事務事業1千220万円、合志市地域公共交通計画実施事業6千595万2千円、湯ったり乗ったり弁天カード制度導入事業288万円、合志庁舎空調設備更新事業7千150万円が主な事業でございます。 款3民生費を総額で6千871万円追加いたしております。主なものは延長保育助成事業4千615万円、保育所整備助成事業1千472万6千円、合志市百歳祝金等贈呈事業322万8千円が主な事業でございます。 款4衛生費を総額で2千434万1千円追加いたしております。主なものは、太陽光発電システム設置補助事業640万8千円、再生資源集団回収助成事業1千81万4千円が主な事業でございます。 款6農林水産業費を総額で8千439万9千円追加いたしております。主なものは、担い手育成総合支援事業2千983万2千円、農道・用排水路整備事業1千566万3千円が主な事業でございます。 款7商工費を総額で3千821万7千円追加いたしております。主なものは、合志市祭り実行委員会助成事業553万1千円、総合健康センター施設維持管理事業2千198万円、蓬原工業団地拡張事業456万7千円が主な事業でございます。 款8土木費を総額で2億4千462万9千円追加いたしております。主なものは、市道改良事業1億6千820万円、市道舗装事業2千100万円、中央運動公園整備事業2千708万8千円が主な事業でございます。 款9消防費を総額で1千643万円追加いたしております。主なものは、消防施設設置事業1千543万円でございます。 款10教育費を総額で2億9千215万4千円追加しております。主なものは、西合志東小学校グラウンド拡張整備事業9千10万4千円、学校給食センター建替え事業2千722万円、総合センター空調設備改修事業一次分9千737万5千円、御代志市民センターエレベーター設置事業2千715万2千円が主な事業でございます。 款12公債費を総額で1千601万3千円追加いたしております。これは市債元金の償還に伴う補正でございます。以上が歳入歳出予算補正でございます。 第2表の地方債補正についてご説明申し上げます。 これは、地方自治法第230条第1項の規定による地方債の補正でございます。合併特例事業債の限度額2億8千500万円に5億8千160万円を追加し、限度額を8億6千660万円に変更するものでございます。 主な事業は、合志市地域公共交通計画実施事業に3千420万円、合志庁舎空調設備更新事業に6千790万円、市道改良事業に1億5千940万円、西合志東小学校グラウンド拡張整備事業8千530万円、総合センター空調設備改修事業一次分に9千250万円、学校給食センター建替え事業に2千580万円を追加するものでございます。以上が、議案第31号平成22年度一般会計補正予算(第2号)の提案理由でございます。 次に、平成22年度合志介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明申し上げます。 今回の補正は、本年度実施する生活介護支援サポーター養成事業に伴うもので、歳入歳出予算にそれぞれ286万円を追加し、予算の総額を31億5千742万円とするものでございます。 歳入は、当事業の実施に関し国庫補助金286万円を追加するものでございます。歳出は、地域支援事業の中で当事業の委託料として、286万円を計上しております。 次に、平成22年度合志下水道特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の歳入歳出からそれぞれ3千666万3千円を追加し、予算の総額を17億8千180万7千円とするものでございます。歳入の主なものにつきましては、国庫支出金として、歳入に計上しておりましたが、国からの内示により、国庫補助金535万5千円を減額し、一般会計からの繰入金251万8千円、市債3千950万円を併せて追加するものでございます。 歳出の主なものにつきましては、総務費の総務管理費で4月の人事異動に伴う人件費20万6千円、事業費の下水道事業費で4月の人事異動に伴う人件費26万2千円、職員の資質向上を目指す研修での日本下水道事業団への研修旅費、研修負担金19万5千円、単独分の委託料及び工事請負費3千600万円を追加するものでございます。 次に、財産取得につきましてご説明を申し上げます。 今回、本市中央部にあります蓬原工業団地に隣接の山林4万2千340.98㎡を、企業進出の受け皿とするため、工業団地用地として土地開発基金を活用し取得するものでございます。つきましては、地方自治法第96条第1項第8号の規定、並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 次に、合志教育委員会委員の任命につきましてご説明申し上げます。 現委員2名の任期が、本年6月27日をもって満了いたしますので、後任委員として、松尾弘(まつおひろし)氏を任命いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。同氏は、高潔な人柄で、長く学校教育に携わられ、菊池教育事務所、熊本県教育庁同和教育課、各校校長に従事し、組織の管理者としても活躍されておりました。 また、退職後も地域人権教育指導員として、人権を大切にするまちづくり、ひとづくりにご尽力をされていたところであり、教育委員として適任であると考えますので、ご同意いただきますようにお願い申し上げます。 次に、合志教育委員会委員の任命につきましてご説明申し上げます。 前議案と同様な理由から、後任委員として、高村秀夫(たかむらひでお)氏を任命いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。同氏も、高潔な人柄であり、長く学校教育に携わられ、菊池教育事務所、各校校長に従事し、組織の管理者としても活躍されました。また、退職後も区長として活躍されており、その豊富な経験は、本市の教育行政に生かされるものと考えますので、ご同意いただきますようにお願いするものでございます。 次に、合志監査委員の選任につきましてご説明を申し上げます。 現委員、坂井武俊(さかいたけとし)氏の任期が、本年6月30日をもって満了いたしますので、後任委員として、貴嶋隆之(きじまたかゆき)氏を選任いたしたく同意をお願いするものでございます。 同氏は、温厚誠実で人望があり、東海大学関係学校の教育職や事務職に長く勤務され、教育及び事務管理職として活躍されておりました。また、退職後も東海大学名誉顧問、東海大学宇宙情報センター研究員として教育分野で活躍されております。その豊富な経験は監査委員として適任であると考えますのでご同意いただきますようお願いするものでございます。 次に、合志固定資産評価員の選任につきましてご説明申し上げます。 現評価員の野口純一(のぐちじゅんいち)氏が辞任されますので後任評価員として、園田康通(そのだやすみち)氏を選任いたしたく同意をお願いするものでございます。 同氏は、温厚誠実で人望があり西合志町役場に採用された後、税務課、都市計画課をはじめ多くの部署を歴任、様々な事務に従事し市民部長を最後に退職をされました。その豊富な経験は固定資産評価員として適任であると考えますので、ご同意いいただきますようお願いするものでございます。 次に、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきましてご説明申し上げます。 現委員丸山義弘(まるやまよしひろ)氏の任期が本年9月30日をもって満了いたしますので、後任委員として宮崎正喜(みやざきせいき)氏を推薦いたしたくご提案するものでございます。同氏は、誠実な人柄で人望も厚く人権擁護委員として適任であると考えますので、議会の意見を求めるものでございます。 平成21年度合志一般会計繰越明許費の繰越しについて地方自治法施行令第146条の第2項の規定に基づきご報告申し上げます。 総務費の総務管理費で合志庁舎空調設備更新事業3千800万円を繰り越しております。民生費の児童福祉で子ども手当支給事業629万円、放課後学童クラブ室整備事業924万円を繰り越しております。衛生費の保健衛生費で新型インフルエンザワクチン接種助成事業2千476万7千円を繰り越しております。農林水産業費の農業費で農道用排水路整傭事業1千760万円、林業費で緑の産業再生プロジェクト促進事業1億489万円を繰り越しております。土木費の道路橋りょう費で建山2号線交通安全施設整備事業4千万円、須屋線交通安全施設整備事業6千100万円、大池植木線改良事業4千100万円、御代志野々島線交通安全施設整備事業1億3千900万1千円、県道大津植木線辻久保交差点歩行者対策事業200万円、市道舗装事業6千250万円を繰り越しております。土木費の都市計画費で合生地区近隣公園整備事業500万円、住宅費、公営住宅維持補修事務568万円を繰り越しております。消防費の消防費で災害対策事業302万円を繰り越しております。教育費の小学校費で校舎等施設改善事業8億2千199万5千円、中学校費で校舎等施設修繕事業1億5千330万4千円、保健体育費で体育施設改修事業2千136万円を繰り越しております。 平成21年度合志市下水道特別会計継続費の逓次繰越しにつきまして、地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づきご報告いたします。 これは、平成21年度及び平成22年度の2ヶ年で継続費を設定し、日本下水道事業団との協定締結の議決をいただき事業を進めている合志市公共下水道須屋浄化センター及び塩浸川浄化センターの改築工事委託に関する協定につきまして、平成21年度予算計上額2億9千830万円のうち、1億4千600万円を平成22年度に逓次繰越しとしたものでございます。 専決処分市営住宅に係る建物明渡等請求事件)につきましてご説明申し上げます。 この事件につきましては、市営住宅の家賃を滞納している滞納者2人に対して公営住宅法第32条第1項に基づく市営住宅明渡及び延滞家賃の支払い並びに損害賠償を求めるため、本年3月19日に専決処分を行ないましたので、地方自治法第180条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。 以上どうぞよろしくご審議の程お願いをいたします。 ○議長柏尾武二君) 荒木市長。 ◎市長荒木義行君) 失礼を致しました。第1ページの平成22年3月31日に地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、合志税条例の一部を改正する必要がありましたが議会を招する「いとま」とかえさせていただきます。失礼致しました。 同じく2号の方も訂正をさせていただきます。失礼しました。 ○議長柏尾武二君) 以上で提案理由の説明は終了しました。本日の最後は、休会の件についてお諮りします。明日8日から13日までの6日間は、議案調査及び休日もありますのでこの間会議は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ○議長柏尾武二君) 異議なしと認めます。従って明日8日から13日までの6日間は休会とすることに決定しました。 次の会議は、6月14日月曜日午前10時から開きます。尚、報告事項を申し上げます。本日議題といたしました案件に関する質疑の通告期限は、明日8日の午後3時までとなっておりますのでよろしくお願いをいたします。 本日はこれにて散会します。大変お疲れ様でございました。                  午前11時7分 散会...